カラメルもそのままつくる!取っ手のとれる玉子焼きフライパンで憧れの固めプリンを作ろう
喫茶店で食べられるような固めプリンを、おうちでも作ってみませんか? 取っ手のとれる玉子焼きフライパンを使えば専用の型は不要! そのままオーブンに入れられるので、洗い物も少なくて済みます。お菓子研究家のYuri さんに簡単な作り方を教わりました。
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Yuriさん
お菓子研究家
「美味しく可愛くヘルシーに」をモットーに、子どもにも安心して食べさせられるお菓子や、ギルトフリースイーツなどを日々研究。Amazon prime video で配信中のクッキング・リアリティ番組『ベイクオフ・ジャパン』シーズン 1にも出演。雑誌でのレシピ掲載やコーヒーショップのスイーツ開発なども手掛けている。
Instagram:@yuri_lavie_enrose
プリンはシンプルなレシピですが、いざ自宅で作ろうとすると意外と大変!プリンカップをいくつも用意しないといけなかったり、カラメルがこびりついて洗いにくかったり……。スイーツレシピが大得意なYuriさんが教えてくれるのは、サーモスの『デュラブルシリーズ 取っ手のとれる玉子焼きフライパンKEA』を使った昔懐かしい固めのプリンレシピです。
フライパンでカラメルを作ったら、卵液を流し入れてそのままオーブンへ! 耐久性コーティングに優れているので、お皿に移す時もスルッと移せて、洗う時もラクチンです。
- 【カラメル】
- 砂糖 40g
- 水 大さじ1
- お湯 大さじ1
- 【プリン】
- 卵 4個
- 砂糖 50g
- 牛乳 400ml
- バニラエッセンス 少々
オーブンは150℃に予熱しておく。
【1】玉子焼きフライパンに砂糖・水を入れ、たまに揺らしながら中火にかける。
【2】カラメル色になってきたら火からおろし、お湯を加えゆっくり揺らしてなじませる。
混ぜすぎると砂糖が結晶化してしまうので、フライパンを時々ゆっくり回す程度でOKです。お湯を加えるときはハネやすいので、シンクの上などで作業しましょう。
【3】とろみが出てきたらフライパンを傾けながら底面全体に広げ、粗熱をとる。
【4】耐熱容器に牛乳を入れ、電子レンジ(600W)で約3分40秒(沸騰直前まで)加熱する。
【5】ボウルに卵・砂糖を入れ泡立て器で混ぜ、【4】を加えながら良く混ぜる。ザルなどで濾し、バニラエッセンスを加える。
卵は泡立てず、白身をほぐすように混ぜるのがポイントです。最後にザルで濾すことで、滑らかな仕上がりになりますよ。
【6】【3】で冷ましたフライパンに【5】を注ぐ。一回り大きな耐熱容器に、取っ手を外したフライパンを入れる。フライパンの底から1㎝程度の高さまでお湯を入れ、アルミホイルをかぶせる。150℃に予熱したオーブンで35分湯煎焼きにする。
おたまを使い、何度かに分けてゆっくり注ぎましょう。カラメルと卵液が混ざりにくくなるだけでなく、表面に気泡もできにくくなります。
【7】オーブンから出して冷まし、粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やす。固まったらお皿をのせてひっくり返す。
うまく返せるか心配な場合は、シリコーンスパチュラなどでフライパンの四隅にスキマを入れておくと安心です。
ホイップクリームや缶詰のさくらんぼで盛り付けをするのもおすすめです。喫茶店のプリンの雰囲気を楽しめますよ。
Yuriさんと一緒に、取材チームも試食させていただきました! プリンは適度な弾力があり、しっとりとなめらかな仕上がり。甘さとほろ苦さがあるカラメルがよくなじみ、ホッとするようなおいしさです。
自宅でプリンの試作をしていたら、子どもが「これ全部食べていいの?」と目を輝かせたほど(笑)。大人にも子どもにも喜んでもらえるレシピです。今回使用したフライパンは長方形なのでオーブンにも入れやすいですし、冷やす間も冷蔵庫の場所を取らないのがいいですね。
取っ手を外せばオーブンにも使える玉子焼きフライパン。今回のプリンはみんなで分けて食べるのはもちろん、ひとり占めして好きなだけ食べる……なんていう楽しみ方も叶いそうです!ぜひ作ってみてくださいね。
撮影:山下コウ太
編集:Nadia
執筆:田窪 綾
調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成などを行っている。
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