冬至のかぼちゃレシピ「かぼちゃのエスカベーシュ」と「かぼちゃとくるみのコロッケ」
12月22日は「冬至の日」。1年で最も夜が長く、昼が短くなるこの日に、「ん」がつく食べ物を食べると運が呼び込めるといわれています。野菜料理家のいがらしかなさんに、「南京(なんきん)=かぼちゃ」を使った2品「かぼちゃのエスカベーシュ」と「かぼちゃとくるみのコロッケ」のレシピを教えていただきました。
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いがらしかな
野菜料理家。早稲田大学卒業後、旅行会社に入社し、広報・プロモーション企画を担当。結婚を機に農家で野菜作りに携わる。2018年から、野菜料理家として季節の野菜をたっぷり使ったレシピを発信。雑誌やWEBのほか、企業のレシピ開発を多数担当する。野菜コーディネーター、食品衛生責任者の資格も保有。現在は、マクロビ、ベジタリアン料理を研究中。
Instagram:@tokyo831_com
幼い頃から料理好きだったといういがらしさん。野菜の魅力に目覚めたのは、練馬にある義実家の農園で野菜作りに携わるようになってから。採れたての野菜のみずみずしくて濃厚な味わいに魅了され、野菜料理家の活動を始めます。
いがらしさん
「実は練馬って畑が多い土地なんです。おいしい野菜がたくさん採れるので野菜好きにはたまりません。かぼちゃは、ホクホクとした食感とやさしい甘さが魅力ですよね。ビタミンやカロテンなど栄養たっぷりで長期保存もできるから、冬至はもちろん一年中楽しめるレシピをご紹介します。動物性の食材不使用なので、ヴィーガン、ベジタリアンの方もお召し上がりいただけます」
早速1品目のレシピ「かぼちゃのエスカベーシュ」を教えていただきましょう。と、その前に、そもそも“エスカベーシュ”ってどんな料理?
- かぼちゃ…1/4個(約300g)
- 玉ねぎ…1/4個
- 赤パプリカ…1/4個
- 黄パプリカ…1/4個
- オリーブオイル…大さじ1
- パセリ…少々
【A】
- 酢…大さじ3
- オリーブオイル…大さじ1
- 砂糖…小さじ1
- 塩…小さじ1/2
- ブラックペッパー…少々
さらにもう1品「かぼちゃとくるみのコロッケ」のレシピも教えていただきます。メニュー名にもあるくるみのほか、味噌も隠し味で入っているそう。
- かぼちゃ…1/4個(約300g)
- 玉ねぎ…1/4個
- くるみ…30g
- 味噌…小さじ1
- オリーブオイル…小さじ1
- 揚げ油…適量
- パン粉…適量
- 薄力粉…適量
- 塩…適量
【A】
- 薄力粉…大さじ4
- 水…大さじ4
いらがしさん
「フライパンで揚げ物をするときに心配なのが、取っ手を引っ掛けてしまうこと。だけどこのフライパンなら、ワンタッチで簡単に取っ手の取り外しができて安心です。そのままオーブンにも使えるし、それこそ食卓にそのまま並べても素敵なので、料理がいっそう楽しくなりそうです」
かぼちゃコロッケにくるみや味噌を加えたり、甘いかぼちゃを彩り豊かな南蛮漬け風にしたりと、ちょっとしたアレンジでかぼちゃを一段とおいしくいただけます。
まもなく訪れる冬至の日は、いがらしさんのかぼちゃレシピで冬の味覚をおいしく味わってみて。
撮影:藤原葉子
編集:ノオト
船橋 麻貴
ふなばし・まき
雑誌やWEB、広告などで執筆中。生涯の目標に締切厳守を掲げるものの、いろいろ遅れがちな人生。特技は暴飲暴食と思いつき旅。焼き菓子&パン1年生。
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