夏フェスは水分補給が大事! フェス芸人・まみさんに教わる水筒活用術

夏の楽しみといえば、全国各地で開催される夏フェス! 猛暑の屋外で行われることもある夏フェスを楽しむためには、自身の体調管理が何よりも大切です。今年もすでにいくつものチケットをゲットし、来たる夏フェスを心待ちにしているフェス大好き芸人のまみさんに、水分補給や体調管理など、夏フェスを全力で楽しむために意識していることについて聞きました。

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フェス芸人・まみ

フェス芸人・まみ

吉本興業所属のお笑い芸人、NSC東京22期生。邦楽ロックが大好きなフェス芸人として活動。年に10本近くフェスへ行く。好きなバンドはsumika・go!go!vanillas・マカロニえんぴつ。Youtubeチャンネルでフェスに関する情報を発信中。
YouTube:https://www.youtube.com/@mami_fes_band/about

今年も全国各地で開催される「夏フェス」。規制の多かったここ数年を経て、音楽フェスは徐々に元の姿に戻りつつあります。「今年こそは、思いっきり夏フェスを楽しみたい!」と意気込む人もいるのではないでしょうか。

そんな夏フェスでは、水分補給をはじめとした「体調管理」も大切です。夏フェスでの体調管理法や熱中症対策をしっかりと知っておけば、きっと全力で楽しめるはず。フェス芸人のまみさん、教えてください!

ーーまみさんは、毎年夏フェスに参加していると聞きました。暑い夏フェスでの体調管理で、気を付けていることはなんですか?

まみさん
「やっぱり水分補給は一番に考えますね。なので、フェスには毎回水筒を持参します。そこまで大きいものではなく、500mlぐらいのコンパクトなものを使うことが多いです。フェスではとにかく動き回るので、できるだけ軽い水筒が良くって」

ーー水筒の中身は、何を入れることが多いのでしょうか?

まみさん
「水やお茶などを入れて行きますね。スポーツドリンクも飲むのですが、暑い日に甘い飲みものをたくさん飲むのはしんどいので、私はさっぱりしたものを飲むことが多いです。

お酒も好きなのですが、空きっ腹で飲むと酔い過ぎてしまうので、なるべくご飯を食べる時に楽しむようにしています。色んなステージを回って1日中動き続けるフェスだからこそ、基本的にはちゃんと水分補給ができる水やお茶が一番だと思います」

▲サーモスの保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500)は、水やお茶はもちろん、スポーツドリンクや炭酸飲料も入れることができます。

ーーライブを楽しむためには、水やお茶が良いと。そのほかに、まみさんならではの水筒活用術があればお聞きしたいです。

まみさん
口が広いタイプの水筒に氷をみっちり入れて、氷専用の水筒を持って行くことでしょうか。これも500mlくらいの水筒で十分! この水筒は持ち歩かず、クロークなどに置いておきます。

夏フェスだと、気温が高すぎて飲みものがすぐぬるくなってしまうんですよ。そんな時はクロークへ行って、ぬるくなった飲みものに持参した氷を足す。これで冷たい飲みものがいつでも飲めますし、暑い日でもだいぶ生き返ります」

ーーということは、水筒を2本持って行くんですね。

まみさん
「はい! 持ち歩き用と、クロークに預けておく水筒の2本持って行くことが多いです。

凍らせたペットボトルも持って行くんですが、結局お昼頃にはもう溶けてぬるくなってしまうので……(涙)。氷用の水筒を別で持って行くのはとってもおすすめです! 会場で買った飲みものを保冷ができるタンブラーに移して、水筒で持参した氷を入れれば、どんな飲みものでも冷たさもキープできますよ」

▲ビールなど、あまり氷を入れたくない缶の飲みものの場合は保冷缶ホルダー(ROD-002)もおすすめ。飲み口を装着すれば、保温も保冷もできるタンブラーとしても使えます。

ーー今年のフジロックフェスティバルでは、サーモスが協賛して給水スポットを設置することになりました。まみさんは、フェス会場にある給水スポットは活用されていますか?

まみさん
「はい! 給水スポットが設置されているフェスはまだまだ多くありませんが、見つけたらありがたく使っています。

フェス会場で配られるエリアマップに給水スポットの場所が記載されてあるので、それは事前に確認しています。給水スポットに近いステージでライブがある時は、一度そこに寄って水分補給して、次のステージまで走ってますね(笑)」

ーー事前に確認しておけば、水分補給もスケジュールに組み込めそうですね。水分補給は、どのタイミングで行うことが多いのでしょうか。

まみさん
「私の場合は移動中ですね。ステージから次のステージに移動するまでの間に、ガーッてたくさん飲みます。ライブが始まったら、ほぼ飲みません。飲むとしても、ボーカルが水を飲んでるタイミングに合わせて自分も一口飲むみたいな。MCが話す姿もできるだけ見逃したくないので!」

ーーライブに対する熱量がすごく高い……! 移動中に水分補給をされるとのことですが、フェスで水筒を持ち歩く際に便利なグッズなどは使っていますか?

まみさん
「ステージ中でも水筒を落とさないように、ストラップを使ってズボンに引っかけています。以前は口がペットボトルみたいに細い水筒を使っていたので、ペットボトルホルダーでズボンのベルトループに付けていました。とにかくコンパクトに持っていきたいので、ストラップは命です!」

▲真空断熱ケータイマグ(JOO-500)は、持ち運びに便利なキャリーループ付き。「カラビナ(※金属リング)を使えば、ズボンにも付けられますね!」とまみさん。

ーー夏フェスといえば、やはり暑さが大敵です。まみさんは、夏フェスで熱中症になったことはありますか?

まみさん
「熱中症になったことはないですね。ならないように、万全に対策しています! 体調を崩して、ライブが楽しめなくなってしまったら嫌ですからね」

ーー具体的に、どのような対策をしているのでしょうか?

まみさん
「塩分補給のための塩タブレットは絶対に持って行きます。これはマストアイテムですね。

あとは、ドラッグストアなどに売っている冷却タオル。汗拭きタオルくらいの薄さでかさばらないのに、結構大きく広がるんですよ。大体半日くらい持つので、それを2〜3枚持って行きます」

ーータオルって、何枚も持って行くとかさばって荷物になりがちですよね。薄手の冷却タオルは、熱中症対策にもなりますし、首や頭にかけたら日差し対策にもなって便利そうです!

まみさん
「あと、食べ物を持ち込んでいい会場だと、エネルギー補給ができるゼリー飲料を凍らせて持って行きます。真夏の時期に開催されるフェスって、暑すぎて食欲が湧かないこともありますよね。でも、全力でライブを楽しむためには、しっかり栄養も摂らなきゃいけない。そんな時に、ゼリーくらいなら食べられるかなって。大体お昼頃には溶けて、ちょうど食べやすくなってるんです」

ーー凍らせて持って行くという発想はありませんでした。フェスでは「フェス飯」もひとつの楽しみだと思いますが、まみさんはフェス飯も食べることはありますか?

まみさん
「去年、夏フェスの会場で冷やし茶漬けを食べましたね。それこそ夏真っ盛りのフェスで、正直全く食欲はありませんでした。でも冷やし茶漬けはするするお腹に入って、おいしかったです。もちろんフェス飯も、毎回楽しみにしていますよ!」

ーー夏フェスを最大限に楽しむための心がけやアドバイスはありますか?

まみさん
「フェスは丸1日あるので、楽しみたい気持ちに身体が追い付かなくなる時があるんですよ。だから、しっかりフェスを楽しむためには「絶対に無理をしないこと」がとにかく大切ですね。

どうしてもこのステージが見たいけど、体力が持たないからここで一旦休憩を取っておこうとか。今のうちにご飯しっかり食べておこうとか。自分の身体の声は常に聞いてあげてほしいかな。私は夜までバテないために、前日はしっかりと睡眠をとって、家を出る前には朝ごはんをガッツリ食べてから行きます!」

ーー休息もしっかり取ったうえで楽しんでほしいということですね。

まみさん
「もちろん、夏フェスで一番大事なのは『楽しみたい!』という気持ちです。今年のフェスは、今までの制限が徐々に緩和されつつあるので、フェスに行ったことない人も、コロナ禍で我慢していた人も、今年は夏フェスに挑戦してほしいですね!」

▲夏フェスでもきっと大活躍する、サーモスの水筒たち。左から、真空断熱ケータイマグ(JOO-500)、保冷缶ホルダー(ROD-002)、保冷炭酸飲料ボトル(FJK-500)

暑い真夏のフェスでは、自分の身体と向き合うことがとっても重要。水分や栄養をこまめに補給しながら、今年は思う存分夏フェスを楽しんでください。

ライター:桃沢もちこ
撮影:小野奈那子
編集:ノオト

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