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普段のお弁当にも、行楽にも!新生活を彩るおにぎりレシピ

普段のご飯や弁当に登場する機会が多いおにぎり。「よく作るけどちょっとマンネリ気味……」という方も多いのでは?今回は料理研究家の玉田悦子さんに、大人も子どもも喜ぶ多彩なおにぎりレシピを教えていただきました。さらに、行楽シーズンにぴったりな多機能ランチボックスもご紹介します!

玉田悦子
たまだ・えつこ
料理研究家・食育講師
食品メーカー勤務を経て料理研究家に転身。食育スクール『青空キッチン市川』を開講し、これまでにのべ7000人の子どもを教えてきた。近年では料理が苦手なママ向けに、子どもが一生ものの健康食習慣を身につけられる「幼児の食ライフスタイルサポート(オンライン)」も実施する。
Instagram:https://www.instagram.com/tamada_etsuko/
Nadia:https://oceans-nadia.com/user/22107/profile
手軽に作れる!新生活におすすめのおにぎりレシピ3選
「新生活に向けてお弁当作りを始める」という方も多いこの時期、お弁当や行楽などにぴったりのおにぎりレシピとはどんなものでしょうか?玉田さん、具材選びや作り方など、コツを教えてください!

おにぎりの場合、私は「ご飯と一緒にたんぱく質と野菜も摂れるように」と意識して作っています。おにぎりで栄養バランスがある程度整えば、結果的に他のおかずも少なくて済みますよね。我が家ではよく、炊き込みおにぎりとスープジャーを組み合わせてお弁当にすることが多いです。
今回はお弁当や行楽というテーマなので、彩りも重視しました。白いご飯で作る定番おにぎりもいいのですが、カラフルに仕上げると、フタを開ける楽しみも生まれるのではないでしょうか。
教えていただいたおにぎりレシピは全3品。どれもスーパーで購入できる身近な材料で作れるものばかりです。ぜひ試してみてくださいね。


焼肉のたれを基本の味付けに!お肉や野菜をご飯と一緒に炊飯器に入れる、炊き込みご飯おにぎりです。韓国のりでさらに風味が増し、冷めてもおいしく食べられます。
- 米 2合
- 【A】牛ひき肉(または合いびき肉) 100g
- 【A】焼肉のたれ 大さじ4
- 【A】コチュジャン 大さじ1
- にんじん 1/3本
- ほうれん草 2株
- いりごま(白) 大さじ2
- 韓国のり 8枚
- 塩 ひとつまみ
- 1.【A】を混ぜ合わせる。にんじんは細切りにする。
- 2. 米は炊飯器の内釜に入れ、通常より少なめの水加減にする。【A】、にんじんを米の上に広げ、炊飯する。
- 3. ほうれん草はラップに包み、電子レンジ(600W)で1分加熱する。水にひたし、水けを絞る。1cm長さに切り、再度水けを絞る。
- 4. 炊き上がった米に3、いりごま(白)を入れ混ぜ、8等分にする。手に塩をふり、三角形に握り、韓国のりを巻く。
- お子さんも食べる場合、【A】のコチュジャンは炊き上がった後に加えて辛みを調整するのがおすすめです。
- 炊飯する際、具材はお米の上にのせるだけにしましょう。混ぜ込んでしまうとお米に火が通りにくくなります。


カレー味のおにぎりは、子どもも大人も大好きな味。今回はコーン・にんじん・グリーンピース入りの冷凍ミックスベジタブルを使いますが、パプリカやズッキーニなどのイタリア野菜のミックスを使ってもいいですね。具材を変えてアレンジも楽しめます。
- 温かいご飯 180g
- ベーコン 1枚
- ミックスベジタブル 30g
- 【A】カレー粉 小さじ1/4
- 【A】粉チーズ 小さじ2
- 【A】顆粒コンソメスープの素 小さじ1/2
- 【A】ターメリック 小さじ1/4
- 【A】砂糖 ひとつまみ
- オリーブオイル 小さじ1
- 1. ベーコンは7mm幅に切る。
- 2. フライパンにオリーブオイルをひき、1とミックスベジタブルを入れさっと炒め火を止める。
- 3. 温かいご飯をボウルに入れ、2、【A】をふり入れ、ほぐすように混ぜる。2等分し、三角形に握る。


定番人気のツナマヨおにぎり。白いご飯ではなく雑穀米を使うと、いつもとは違ったおいしさが楽しめます。雑穀米は栄養価が高いので、おかずが少ない時にもおすすめ。雑穀米をまとめて炊き、冷凍しておけば、あとはツナマヨを包んで握るだけでOK。おにぎりにしやすいですよ。
- 温かい雑穀ご飯 180g
- ツナ缶(油漬け) 1/2缶(35g)
- 【A】マヨネーズ 小さじ4
- 【A】醤油 小さじ2/3
- 塩 適量
- 1. ツナ缶(油漬け)は油をしっかり切り、【A】を加え混ぜる。
- 2. ラップまたは手に塩をふり、雑穀ご飯を半量広げ、1を半量包んで俵形に握る。
アイデアが光る、彩り豊かなおにぎりレシピ。バリエーションが増えると行楽シーズンも楽しめそうですよね。続いては、新生活から長く活躍するファミリー用のランチボックスをご紹介します。
運動会やピクニックに大活躍!「ファミリーフレッシュランチボックス」うれしい機能いろいろ

運動会や親子遠足、ピクニックはもちろん、持ち寄りパーティーにもおすすめなのが、断熱構造のバッグ付きの「ファミリーフレッシュランチボックス」。サイズは2~3人分の2740mlと、4~6人分の3920mlという2サイズを展開。大きさの異なる容器は食洗機にも対応しています。

大きな3920mlサイズの方は、容器大に容器小と容器中を収納できます。食べ終わったあとはコンパクトに持ち帰れるのもいいですね。

玉田さんに作っていただいた3種類のおにぎりは、おかずと一緒に「フレッシュランチボックス」に詰めて。野外で食べる時にもうれしい要素がたくさん備わっているんです。取材チームで実際にピクニックを楽しんできました!
実際に詰めた様子をご紹介。色とりどりのおにぎりがよく映えます!フレッシュランチボックスの専用バッグは断熱構造で保冷力あり。市販の保冷剤を入れるとさらに効果が高まります。

今回はデザートにフルーツも持参しました。保冷力が高いので、しっかり冷たさを保っています。暑い日は冷凍したフルーツを持って行ってもいいですね!

野外で食べる時、うっかり忘れがちなのがお皿の準備。このフレッシュランチボックスはフタが取り皿に。仕切りがついているのでおかず同士の味も混ざりません。
さらに、全てのフタにパッキンが付いているので、汁けが多いおかずでも漏れにくい構造になっています。

木漏れ日から差し込む暖かな日差しの中で、わいわいと楽しいひととき。
「美味しそうですね!」「どれから食べようかな?」色とりどりのおにぎりとおかずを囲み、大満足のランチタイムを過ごしました。
玉田さん、実際にファミリーランチボックス(DJF-2800)を使っていただきましたが、印象はいかがでしたか?

みんなで取り分けるお弁当箱って、ただ大きいだけだと手を伸ばしにくいんですよね。このフレッシュランチボックスは赤と黄色がそれぞれ950ml、緑の2つが420mlと取り分けやすいサイズ感になっていて、ちょうど良い大きさだなと感じました。また、しっかりしたパッキンがうれしいですね。ゴムバンドで厳重に巻かなくていいので(笑)。持ち運びの時も安心感がありました。
大人も子どもも大好きなおにぎり。おにぎりのバリエーションが増えると、ご家族に喜ばれるシーンも増えるはず。多機能なランチボックスとともに、新生活を楽しんでくださいね!
撮影:山下コウ太
編集:Nadia
執筆:田窪 綾
調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成などを行っている。