スープジャーの歩み
温かいスープを持っていくという
新常識 スープジャー
サーモスが「スープジャー(当時は真空断熱フードコンテナー)」を発売したのは2009年。このときの製品は現在のスープジャーとは異なり、保温容器の中にスープを入れる内容器をセットする構造でした。
今では珍しくないスープジャーですが、温かいスープを持ち運ぶというスタイルが日本で受け入れられるようになったのはそれから数年後のことです。
1930年代には使われていたフードジャー
食品を入れる魔法びんの容器はサーモス設立当初から存在しており、1930年代の広告にもスープなどを入れるフードジャーと呼ばれる製品が登場しています。飲みものだけでなく「食べ物も温かく」というライフスタイルが当時からあったことが分かります。
ランチのスタイルを変え、ブームに
日本で、現在のスープジャーと同じ、ステンレス製魔法びん構造の容器に直接食品を入れるように改良された製品が登場したのが2011年です。
その後、2013年頃にかけて、このスープジャーの高い保温力を利用した保温調理で、鍋を使わずにおかゆなどが簡単に作れると話題になり、たくさんのレシピ本が出版されるほどのブームが起こりました。
真空断熱スープジャーは、新しいランチの形だけでなく、食文化をも生み出したのです。
多様なランチスタイルに合わせ進化を続ける
それ以後も、コンパクトに持ち運べてスープの他にも冷たいデザートなども楽しめる最小容量0.2Lサイズから、たっぷり食べたいユーザーのための大容量0.5Lサイズまで、サイズやラインアップを拡充。容量だけではなく、スープジャーと容器を組み合わせた真空断熱スープランチセットを開発するなど、スープジャーを使った様々なランチスタイルを提案してきました。
また、開けやすさやお手入れのしやすさを追求したフタや保温力を高めるポーチの開発、スープジャーと合わせて使えるカトラリーなどのアイテムも豊富に取り揃えています。
サーモスでは、これからも多様なランチスタイルに対応した製品の開発を行い、新たなライフスタイルを提案していきます。